2015/10/03 01:24:03 | 液状化現象
お台場は都心に住んでいる人ならばすぐわかるでしょうが、東京都港区台場とその周辺地域を指します。東日本大震災で液状化現象が注目されていた時にお台場はどうだったのかも多くの人の関心を集めていました。お台場は東京臨海副都心として開発されており、沿岸地域でありながら防災対策を十分施した地域なのです。ここでの液状化現象はどうであったのでしょうか。インターネットや報道などを見ると、ほとんど液状化現象は発生していないようですね。もちろん、全くなかったわけではなく、ある程度の土砂噴出は見られます。しかし、千葉県の浦安市などのような極端な被害は受けていません。この理由について考えてみましょう。液状化現象が注目さ...
2015/10/03 01:24:03 | 液状化現象
液状化現象によって起こるのは土砂の噴出です。地面から膨大な土砂があふれ出てくるのです。東日本大震災での映像を見てみると、液状化現象による被害がたくさん見られます。もちろん、津波のように生命の危機に遭うわけではありませんから、まだましと言えるかもしれません。液状化現象は地中の水分が振動によって地上に押し出されるものです。水と一緒に泥も出てきます。今回の地震ではその被害が半端ではなかったのです。道路が広範囲にわたって土砂で埋まっている写真や自宅の車庫に土砂が流れ込み、自動車のタイヤが埋まっている写真もありました。それらからの復旧は人手による除去しかありません。地震の翌日にはスコップ類が不足していた...
2015/10/03 01:24:03 | 液状化現象
液状化現象が起きた時は地震が起きている最中です。したがって、液状化現象を避ける行動をするよりも地震が収まるのを待つと言う行動が一般的でしょう。液状化現象特有の埋設物の隆起や土砂の噴出で生命の危険にさらされることはあまりないと考えられるからです。私たちは地震が起きた時にどのような行動を取るのでしょうか。東京ディズニーランドで地震が発生した時の映像がたくさん取られていました。その中には液状化現象が発生している様子も記録されています。地震に慣れているところの地域の人とそうではない人で行動の仕方は異なってくるでしょう。また、一度液状化現象による被害が起きた地域では、弱い地震でも再度液状化現象が起こりや...
2015/10/03 01:24:03 | 液状化現象
東京ディズニーランドは千葉県にあります。ここでは東北地方太平洋沖地震の被害がありました。それは液状化現象によるものでした。通常の地震被害であれば建物が倒壊したりするのですが、液状化現象による被害は地面の中から水が出てきたり、地面が隆起したり陥没したりすることです。東京ディズニーランドの被害状況も特徴的なものでした。建物の被害はほとんどなかったのですが、駐車場が水浸しになっていました。また、道路の一部が沈んでいるところが見られました。液状化現象の特徴として、地下にあった水が地表に出てくることがあります。東京ディズニーランドの被害はまさに液状化現象によるものだったのです。この場所は埋め立て地ですか...
2015/10/03 01:24:03 | 液状化現象
地震のニュースなどで液状化現象と言う言葉を聞くことがありませんか。この液状化現象によって、地震の被害が大きくなるのです。液状化現象のメカニズムを説明しましょう。地盤は地域によって大きく異なっています。何もない時には意識することはありませんが、地震が起きるとその特性によって違いが表れてくるのです。地下水位の高い砂地の地盤があると、それが液状化してしまう現象のことです。地盤が液状化するのですから、その上にある建造物等が大きな影響を受けます。地面がぐにゃぐにゃになる感じでしょうか。地震のニュースなどの映像を見ていると、地面が波打っていることがありますね。これが液状化現象です。通常の地面は固体です。し...
2015/10/03 01:24:03 | 液状化現象
東京の液状化現象を予測した地図が液状化ハザードマップとしてまとめられています。これは東日本大震災で急激に注目を集めるようになった液状化現象に関するものですが、ずっと以前から作成されていたものです。つまり、土木関係の人にとって液状化現象は当たり前のことと考えられていたのです。ハザードマップは地図上に危険な地域を色分けして、わかりやすくしたものです。液状化だけではなく、土砂災害、洪水などに関するハザードマップもあります。日本国内でいろいろな大規模災害が起きた時に新たな情報が加えられる形で少しずつ充実させてきました。それぞれの地方自治体や市町村単位でハザードマップが作られています。液状化ハザードマッ...
2015/10/03 01:24:03 | 液状化現象
液状化現象が建物に与える影響を考えてみましょう。液状化現象とは地盤の中の砂と水分が分離して、水分が地表に出てくる現象です。地面自体が直接液体のような状態になるわけではありません。地面がうねり、それに合わせて建物が揺れている映像がありますが、これは地震のために揺れていると考えるべきでしょう。地盤が液状になり揺れている場合には、逆に地表は揺れないことが多いと考えられます。つまり、液状化現象がひどかった地域では建物の被害は少なかったと言うことです。もちろん、建物が耐震構造になっていたと言うことはあるでしょう。耐震設計はしていても、液状化現象の対策はしていなかったところが多いのです。これは耐震設計が国...
2015/10/03 01:24:03 | 液状化現象
地震が起きた時の避難方法はどのように考えておけばよいのでしょうか。地震そのものに対する備えも必要ですが、津波や液状化現象も考慮しなければなりませんね。自分が住んでいる土地がどのような危険をはらんでいるのかを十分に理解しておくことが大切です。地震と液状化現象の時間関係ですが、地震と液状化現象はほぼ同時に発生します。そのために自動車などに乗っているよりも、建物の中にいる方が安全です。一般に言われることですが、液状化現象が起きた場合は建物の損壊被害は少なくなります。液状化現象が耐震状態を作り出してくれるからです。液状化現象によって地表の陥没や埋蔵施設の隆起が起こりますから、道路などにいることの方が危...